追い越し・行き違いのルール

「追い越し」は事故のリスクが高い行為です。
学科試験で頻出の「禁止場所8選」や、
中央線の種類によるルールの違いをしっかり覚えましょう。

「追い越し」と「追い抜き」の違い

🚗 追い越し(危険!)
前の車を抜くために、進路を変えて抜かすこと。
🚙 追い抜き
進路を変えずに、そのまま横を通り過ぎること。

追い越し禁止場所(8選)

ここは暗記必須!試験に必ず出ます。

  • 標識がある場所
  • 道路の曲がり角付近
  • 上り坂の頂上付近
  • 勾配の急な下り坂
  • トンネル(車両通行帯があればOK)
  • 交差点と手前30m(優先道路ならOK)
  • 踏切と手前30m
  • 横断歩道・自転車横断帯と手前30m
    ※ここは「追い抜き」も禁止です!

中央線の種類とルール

真ん中の線の色や形によって、追い越しのために「はみ出していいか」が決まります。

🤍 白の破線(点線)
右側へはみ出して追い越しOK
⬜ 白の実線
右側へはみ出してはいけません
(はみ出さなければ追い越しOK)
🟨 黄色の実線
右側へはみ出してはいけません
(はみ出さなければ追い越しOK)

追い越される時のマナー

自分が追い越される側になった時は、以下の対応をしましょう。

  • 速度を上げない: 相手が抜き終わるまでそのままの速度で。
    ※減速する必要はありません。
  • 避譲(ひじょう): 道が狭い場合は、左に寄って進路を譲る。

行き違いのルール

狭い道で対向車とすれ違う時のルールです。

  • 🚧 障害物がある場合:障害物がある側の車が止まって譲る。
  • ⛰️ 坂道下りの車が止まって譲る。
    (上り坂の発進が難しいため)
  • 🌊 崖(がけ)崖側の車が止まって譲る。
    (転落防止のため、上り下り関係なし)

無理な追い越しは事故のもと。
ゆとりを持った運転を!

合格に向けてトレーニング!